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2024.12.11.

蓮見聖都のフランス留学記〜シャサーニュとシャブリでの収穫編〜

こんにちは。ハスミワインの蓮見聖都です。現在、フランスでフランス語とワインの勉強のために留学しています。このブログでは、その留学生活の様子をお届けしたいと思います。

ハスミワインのYouTubeチャンネルでは、留学中に訪れた街や村、生産者の元を訪れた時の様子をアップロードしていますので、ぜひご覧ください。現地のリアルな様子や雰囲気を感じ取っていただけると思います。(Youtubeはこちらからご覧ください!

前回はフォジェールでの収穫について簡単にまとめましたので、今回は、シャサーニュ・モンラッシェとシャブリでも収穫をしてきましたので、その様子を簡単にまとめていきたいと思います。(フォジェール収穫編はこちら

シャサーニュではローラン・ピヨ、シャブリではセルヴァンの元で収穫に参加して来ました。

まずは、ローラン・ピヨでの収穫の様子です。

ブドウの収穫後は、小さいバットに入れトラクターに積み上げていきます。ブドウをプレスする前に重さで余計につぶれてしまわないように小さいバットに分けてブドウを入れています。

ローラン・ピヨのところでは朝は7時集合、コーヒーを飲みながら朝ごはんを軽くみんなで食べ、早朝から畑に出発します。普段のフランス滞在ではわざわざ早起きをすることは無いので滅多に見れない日の出の畑の景色を見ることが出来ます。

シャサーニュ・モンラッシェ1erCru <グラン・ルショ>の畑です。斜面でも、バケツを持ってブドウを収穫する人。背中にバットを背負ってトラクターと往復する人に分かれてすべて手摘みで行います。

一つ目の畑の収穫が終わるのが大体大体9:30〜10時ごろ。そのあとはサンドイッチと紅茶などを飲みながら畑の前に座り休憩をします。なんだかいつもより美味しく清々しい気分です。

収穫では2部隊に分かれます。畑で収穫するチームとドメーヌでブドウの選別や、ブドウのプレス、タンクへ写したりするチームです。

ブドウの選別もこのように手作業で行います。赤の場合は選別後このまま直接タンクでアルコール発酵。白の場合はプレス機に移してブドウジュースをタンクに移動させます。

収穫後も作業は続きます。赤は毎日、1日に数回タンク全体を混ぜ、皮から色素やタンニンを抽出する作業。白は約2日ステンレスタンク内に静置させ、沈殿物を取り除いた後、赤・白共に樽に移動させます。樽も手作業で積み上げ、縦横のずれが無いようにキッチリと並べます。ワインには関係ない部分だと思う人もいるかもしれませんが、美しい生き方、美しいワインを作る彼らの美学です。

収穫期間中は朝からチーム全員で集まり食事をし、夜もみんなで集まって夜ご飯を食べます。フランス人の食事は長いです。毎晩終わるのは23時ごろ。楽しく食べた後、また次の日が始まります。

ローラン・ピヨでの収穫の流れは以上です。少しでも雰囲気が伝わればと思います。

続いては、シャブリのセルヴァンでの収穫です。

セルヴァンのところも基本的にはローラン・ピヨと収穫の流れは同じなので、写真をメインに紹介しようと思います。

以上がシャサーニュ・モンラッシェとシャブリでの収穫の様子でした。

Youtubeにもそれぞれの収穫の様子を動画に撮ってアップにているのでぜひご覧ください。よりリアルな収穫のイメージができると思います。

次回はオートマルヌ圏の生産者の紹介です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。では、また。

ハスミワイン

蓮見聖都