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2024.7.20.

蓮見聖都のフランス留学記〜ブルゴーニュ・シャサーニュ・モンラッシェ編〜


こんにちは。蓮見聖都です。現在、フランスでフランス語とワインの勉強のために留学しています。このブログでは、その留学生活の様子をお届けしたいと思います。

ハスミワインのYouTubeチャンネルでは、留学中に訪れた街や村、生産者の元を訪れた時の様子をアップロードしていますので、ぜひご覧ください。現地のリアルな様子や雰囲気を感じ取っていただけると思います。(Youtubeはこちらからご覧ください!

最初の地方は、ブルゴーニュです。フランスワインといえば、まず思い浮かぶ地域の一つではないでしょうか?

ブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシェにある「ローラン・ピヨ」の元で2週間、畑仕事やCAVEでの仕事を共にし、実際のワイン作りの現場を経験してきました。

シャサーニュ・モンラッシェ編では、畑仕事編とCAVEでの仕事編の2つに分けて記事をお届けしようと思います。

それではまず、畑仕事からご紹介します。


シャサーニュ・モンラッシェのブドウ畑の風景は、晴れた日には太陽の光を浴び、風が心地よく吹き抜ける様子が目に浮かびます。しかし、2024年は例年に比べて雨が非常に多い年です。どの生産者に話を聞いても、「今年は特に雨が多く、ブドウの樹や土壌の様子が例年と異なるため、6月や7月は例年と比べて特に忙しくなる」と言っていました。


雨の日の動画です。突然の土砂降りや、晴れたかと思うとまた降り出す不安定な天気が続いています。ぬかるんだ土の畑で作業をするのは本当に大変で、いわゆる体力仕事です。彼らの仕事は勿論、体力仕事が全てではありませんが、初めて彼らの大変さに直面し実感できた気がします。

雨が降り出したら長靴とポンチョを着て作業をします。これがまた蒸し暑くなって暑くなる。。

私が一緒に働いているときの基本的な仕事は「ブドウの樹の仕立て」です。

ブドウの樹は日に日に伸びていきます。その前にワイヤーで挟んだり、まだ小さい樹を添木と紐で結んだり、ワイヤーにクリップのようなものを挟んで、ワイヤーの幅を調整したり。もちろん全て手作業です。

作業する時は腰にポーチをつけて写真のような道具を入れて畑の中に入ります。ざっくりとですが、金属製のものは支柱の左右のワイヤーをキツく締める用。もう一つの物はプラスチックではなく、野菜など、植物由来のものをプレスで固めたものです。これは、長いワイヤーの中間地点でワイヤーが広がりすぎないように軽く締める用です。

実際に作業をしている所を動画を撮ってみました。

Youtubeにもローラン・ピヨでの畑仕事や畑の様子を動画に撮っているので、長いですが是非ご覧ください。2024年現在のブルゴーニュ・シャサーニュモンラッシェの様子がよくわかると思います。

以上、ブルゴーニュ、シャサーニュモンラッシェに本拠地を置くローラン・ピヨの元で一緒に畑仕事をした様子でした。畑のことなど各々の細かいところは、また別の記事にしようと思います。

次回はCAVEでの仕事について書こうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。では、また。

ハスミワイン

蓮見聖都