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2024.3.25.

〜本とワインのマリアージュ〜 Vol.4

本を読んでいると、なんだかお酒が飲みたくなる・・・できればちょっと上等なヤツを。
そんな至福の時を過ごすための「一冊」と「ワイン」のマリアージュ。
今回は、植村直己さんの「青春を山に賭けて」 文春文庫 × ニュイ・サン・ジョルジュです。

暖かくなってくる季節です、山歩きには最高の季節ですね。
大学時代から始めた山。もう何十年もご無沙汰しておりましたが、何気に入った「山ショップ」で、忘れていた何かが沸々と・・・。気づいた時には山靴を買っておりました。
最近の山靴の軽いこと!買ってしまったからには、使わないと。
ということで、週末、早速行ってまいりました。やはり山は簡単に考えると「死んじゃいます」から、ここは慎重に低山から足慣らしを。もちろん他の装備もバッチリ揃えました。

初夏の陽気に誘われて、登ってきたのは「石割山」。山中湖のほど近くにあります。八合目には「石割神社」があり、祠の横には真っ二つに割れた巨石があります。いったいどこからきたのか!
岩と岩の間は人がやっとこさ通り抜けられます。3回通り抜けると、願い事がかなうそうです。石割山の頂上からは、山梨百名山の名にふさわしい眺望が望めます。富士の雄大な姿と、山中湖の絶景!まさに一幅の絵画のようで、それを眺めながら食べるおにぎりは格別。次はどこにイコウカナー。以前、ドメーヌ・リーフレの当主、ジャン・クロードと縦走した、
マンステールの山々が思い出されます。

「青春を山に賭けて」。この本に出合ったのは、大学にすべて落ち、ブラブラしていた頃。
ハリウッド映画のような冒険活劇ではありませんが、等身大の植村さんの青春時代が瑞々しく書かれています。ガムシャラ、ねばり、ダメ元精神、職人魂、プロ気質。でも、なんだかほほえましい内容です。100ドルだけ持って日本を脱出。
カリフォルニア、モン・ブラン、マッターホルン、アンデス、エベレスト、アマゾン、グランド・ジュラス・・・・。私には植村さんのような根性はありませんが、それでも山、そして海外に興味を持たせてくれた、チャレンジさせてくれた最高の本です。この時からいつか海外と仕事をしたいなと、うっすらと考えるようになりました。
「青春を山に賭けて」・・・ハスミワインきってのチャレンジャーである、フランソワ・シャベリアさんのワイン、「ボーヌ1er Cru」とともに、ぜひお楽しみくださいね!

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