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2024.3.15.

〜本とワインのマリアージュ〜 Vol.3

本を読んでいると、なんだかお酒が飲みたくなる・・・できればちょっと上等なヤツを。
そんな至福の時を過ごすための「一冊」と「ワイン」のマリアージュ。
今回は、あまから手帖、「大阪名店の凄み」 クリエテ関西 × シャサーニュ・モンラッシェです。

大阪・御堂筋。北から南に、大阪のド真ん中を突っ切る大通り。
北は梅田、南は難波にかけて走る、大阪のシンボルストリート。
6車線あるが、そのうち3車線はタクシーや駐車車両で通れないとの伝説も?

この通りをぶらぶらしていますと、そこかしこに彫刻が設置されております。
30弱あるそうで、高村光太郎からオシップ・ザッキン、オーギュスト・ロダンなどなど、
数々の名作が、その辺にポンポン置いてある感じ。お高そ~です。

その作品には落書きもない。誰かさんに持っていかれないのか!
かたわらでは、オッちゃんがゆるりとタバコをふかし、目を細めて鑑賞している。
ちょっと香港のネイザンロードを思い出しますが、御堂筋は静かだし、格段に洗練されている。まわりの商業施設やオフィスビルが、格調高くデザインされているからなのか、とにかく雰囲気がいい!
この街の雰囲気に、何気なく目に入る美術作品。ナニワの美意識、想像力、アイデンティティ。普段の生活のなかに本物の美術品があり、それが物の「価値」を見極めるたしかな「ナニワの眼」に繋がっているのかなと感じる次第であります。

「大阪名店の凄み」は、2010年発行。
「職人の技」、「難波の情緒」、「商都のもてなし」、「笑いも味のウチ」、「雄のご馳走」。
守るべき、誇るべき、難波の味が61件紹介されている本書・・・・
そのなかで3件、蓮見ワインとお付き合いの深いお店が紹介されております。
「ヴレ・ド・ヴレ シェ・ヒロ」さん、「ラ・ベカス」さん、「カランドリエ」さん。
大阪に行くときには必ず顔を出させていただく、トップシェフ率いるフレンチの名店。
かれこれ何十年もお付き合いがありますが、最近思うんです。
「なんでウチのワイン、使ってくれてるの?」と。埼玉の業者を使わなくても、大阪には良い会社が山ほどあるし、近くの方が何かと便利だし。年に数回しか会えないし。
このあたりの謎は、ご本人に直に聞いてみようと。その前にこの本を、じっくり読みなおしてみようと思う、この頃です。
「大阪名店の凄み」・・・「ピヨさんのワイン」とともに、ぜひお楽しみくださいね!

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