蓮見聖都の造り手の舞台裏〜シャブリの生産者マルセル・セルヴァン〜
世界的に有名な白ワインの「シャブリ」。
あなたは本物のシャブリを飲んだことがありますか?
フランス、パリから車で約2時間。絵本に出てくるような、おとぎの国のように小さな村――
それが「シャブリ」です。
村には、お肉屋さんや、野菜屋さん、パン屋さん、ケーキ屋さん、チーズ屋さん…、
それと、お土産屋さんが数軒。

村を歩けば、朝はコーヒー、夕方からはビールを飲む人で賑わう「シャブリ・バー」や
シャブリの名産「アンドゥイエット」を楽しめる「ワイン・ノット」。
なんとここには、日本人シェフがいて、唐揚げも食べれちゃいます。


休日の朝は市場で賑わっていますが、夕方からは静かで、心地の良い空気が流れます。
村のまわりには一面に広がるブドウ畑と野菜畑。
シャブリ村に入る前、一本道から望む景色は、一面の畑、風力発電の風車、広がる青空と雲。
まさにフランスの田舎を象徴するような景色です。
フランスといえばパリという人もいますが、田舎を好む人も少なくありません。


そんな素朴で魅力的な場所で、世界的に有名な白ワイン・シャブリは生まれているのです。

そのシャブリで、ワインを造っているのが、セルヴァン氏。
おおらかな人でいつも笑いながら明るく楽しい人ですが、ワイン造りに対する情熱は凄まじく…。
セルヴァン一家は4世紀以上続く、超名門。伝統を引き継ぎつつ、流行り廃りに流されない、本当に美味しいワインとは。を追い求めてワインを作り続けています。
そんなセルヴァン氏のワインの中で、
ハスミワインは「プライベート」ブランドのワインを輸入しています。
一般的なシャブリが作られる畑ではなく、
その中でも、さらに良い区画から採れたブドウのみを
使用して作られるセルヴァン氏のワイン。
シャブリでも、フランス国内でも、ほぼ出回ることはなく、セルヴァンの知人や
プライベート用でのみの、本当に、美味しいワインです。
まさにシャブリの中のシャブリ。
縁があって世界で唯一、ハスミワインが輸入することに。
プライベート用で密かに楽しんでいたワインが飲めるなんて…🍷
日本に出してくれて本当によかったです。





セルヴァンの作る
シャブリ・プライベートは
鉄格子の中の部屋に置いてある
木樽で造ります。
元々は親族しか入れなかったとか・・・?
ワインだけでなく、造る空間までもが
プライベートという特別仕様。

そんなシャブリのワインに合わたい食べ物はなんでしょう…。
シャブリといえば、牡蠣と一緒に!と連想する人が多いですね。
もちろん、フランスでもお祭りや市場になると牡蠣とシャブリが大量に売られています。
実は、シャブリの畑は「キンメリジャン」と呼ばれる土壌に支えられています。
この土壌には牡蠣の貝殻が沢山。
牡蠣の貝殻が砕けて堆積し、凝縮してできた石を多く含む土壌で、さざれ石の様なものです。
日本の牡蠣の大きな殻とは異なり、とても小さな貝殻の破片が集まっています。
およそ1億5730万年前、海の底だった土地が隆起して生まれた畑であり、
今もその痕跡がいたるところに見られるのです。



大昔すぎて、イメージしずらいかもしれませんが、大昔は海だった場所。ということです。
だから、シャブリに合わせるとしたら、私だったら、間違いなく鮨や刺身とですかね、、
魚が大好きなだけかもしれませんが。
もちろん、アンドゥイエットという豚の腸詰のソーセージや、
グジェールというシュー生地のパンもシャブリの名産品として有名!
ということは、合わないはずもなく…。
もちろん、白身の肉ともぴったり。ご自宅のお料理でも、勿論レストランでも。
どこでも楽しめるワインです。
本物のシャブリとは。本当に美味しいワインを飲みたい方。
人柄から伝わる、柔らかくも深みのあるワイン。
是非お試しください🍷