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2025.1.9.

蓮見聖都のフランス留学記〜オートマルヌ圏の生産者編〜

こんにちは。ハスミワインの蓮見聖都です。フランスにてハスミワインが輸入している生産者に全員会ってきましたので、このブログでは、その留学生活の様子をお届けしたいと思います。

ハスミワインのYouTubeチャンネルでは、留学中に訪れた街や村、生産者の元を訪れた時の様子をアップロードしていますので、ぜひご覧ください。現地のリアルな様子や雰囲気を感じ取っていただけると思います。(Youtubeはこちらからご覧ください!

前回はシャサーニュとシャブリでの収穫について簡単にまとめましたので、今回は、オートマルヌ圏の生産者の様子を簡単にまとめていきたいと思います。(シャサーニュとシャブリでの収穫編はこちら

まずは、コート・ド・コワフィのドメーヌ・カミュルノーです。

行政的区分はシャンパーニュですが、ワインの区分では、I.G.Pオートマルヌになります。彼女のブドウ樹の仕立ては他の生産者と少し異なり、Yの字で仕立てをします。また、樹と樹の間隔が少し広めなのも特徴です。昔、このエリアであったフィロキセラなどの病気での壊滅を経て、畑仕事のやりやすさとの両立を考えた結果だそうです。

彼女のワインは、白ワインは酸味が強く、綺麗な酸味でミネラル感と華やかさを感じる事ができます。

赤ワインは、クラシックな味わいとタンニンを感じる事ができ、ハムやキノコ、赤みの肉窓も料理との相性が抜群です!

続いては、オート・マルヌのドメーヌ・モンソジョネです。

場所的にはブルゴーニュのディジョンから北に数十Kmだが、エリアの括りはシャンパーニュ。ワイン的はI.G.Pオート・マルヌという少し変わったエリア。一度フィロキセラにより葡萄畑が壊滅し、このエリアのワイン生産は無くなりましたが、彼らが中心となり復興し今があります。

畑は平均で約35年樹齢で、標高は315M〜330Mと、ブルゴーニュ地方と比べて少し高い標高です。全ての畑で土壌はアジール・カリケー(粘土質石灰岩土壌)となっており、南東向きの畑のみを所有しており、太陽光もよく当たります。

彼の作るワインは、白ワインはアプリコットのようなフルーツ感もありコクのあるワイン。ミネラルがあり、とてもアロマティックです。

赤ワインは、軽やか、華やかでフルーティ。綺麗なタンニンも感じる事ができます。ラズベリーなどのベリー類のニュアンスもあります。エリア的には、ブルゴーニュでもシャンパーニュでもない聞いた事がない名前かもしれません。しかし、飲んでみるとビックリ。確実に世界レベル、あるいは凌駕するワインだと思います。

以上、今回はオート・マルヌ圏の生産者訪問の簡単な紹介でした。

名前にとらわれず、彼らの素晴らしいワインをぜひお楽しみいただければと思います!

次回はブルゴーニュの生産者編Part2です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。では、また。

ハスミワイン

蓮見聖都