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2024.3.1.

〜本とワインのマリアージュ〜 Vol.1

本を読んでいると、なんだかお酒が飲みたくなる・・・できればちょっと上等なヤツを。

そんな至福の時を過ごすための「一冊とワイン」のマリアージュ。今回は、池波正太郎さん著「真田太平記」 新潮文庫・全12巻と、シャンパーニュ・「モーリス・ヴェッセル」。

先日、大阪の天王寺あたりを訪れました。
酒販店さんを訪問したのですが、ふと思い立って「真田山・三光神社」に行ってみよう!と初訪問。テレビでこのあたりを走りながら、街並みを紹介するという番組を見まして、行ってみたかったんです。

戦国時代の英雄、真田氏ゆかりの地。「真田山町」とか、「空堀」という町名が残り、歴史好きにはたまらない雰囲気です。
大阪には何十年も寄せていただいているのに、なぜもっと早くに訪れなかったのか!後悔とともに、「大阪に住むなら絶対にココだな」、と心に決めたのでした。

それにしても、三光神社には大阪城まで続くといわれる「抜け穴」もあり、なかなかの威厳を発揮しておりました。
関東人(埼玉出身)からすると、なんだか「取られた感」がいたします。関東で真田といえば、徳川の大軍を、2度にわたって退けた名城「信州・上田城」。なんかいつの間にか「大阪の英雄」的な感じになっているような!そんな気がいたしました。
ま、大阪の陣で大活躍した武将。「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」ですし、英雄に出身は関係なし!
しばらく、歴史の中に身を置くことができ、楽しいひと時でございました。

「明日は、お前、死ぬる身じゃな」
急に、女のささやきがきこえた。・・・・
から始まる「真田太平記」。なんだか官能小説のような、濃密な書き出しですね。これから始まる12巻。以前全巻読んだのですが、またしばらく楽しめそうです。そして、明日は合戦で死ぬとき。そして女忍びのお江(おこう)さんとの関わり・・・
そうです!死ぬときであり、新たな未来の始まりの時。それにふさわしいのは、
シャンパーニュ「モーリス・ヴェッセル」でしょう。
最近のロットでは、ブリュットから「エクストラ・ブリュット」に変更となり、ますますキレ味が増した印象です。重厚な小説には、味わいの層が幾重にも重なって感じられるシャンパーニュをお供に。
「真田太平記」と「モーリス・ヴェッセル」・・・ぜひお楽しみくださいね!

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