シャトー・デュ・コワン
ロワール
-
フランスの庭園と言われるロワールに咲く花
代々女性当主の名門貴族。昔は敷地内を一切出ることなく、バターも肉も野菜もワインも何もかも揃ったほどの敷地を今でも所有する。明るく利発で仲良しの母娘が由緒ある館と畑を守り、維持し、未来に向けても飛躍している。
FEATURE 特徴
-
誇り高きブドウ畑
フランスの大西洋に面したナントという都市の近くに広がる地域のワインエリアはミュスカデとうブドウから造られます。そのミュスカデが栽培される最高の畑を所有するのが、このシャトー・デュ・コワン。畑の土壌には最高のシスト土壌という成分がたっぷり。これゆえにすばらしい味わいを生み出します。名門ゆえに所有できる畑なのです。 -
美味しい食事には美味しいワイン
シャトー・デュ・コワンに訪問した時のこと。貴族ゆえに専属の料理人チーム(昔は使用人と言ったのでしょうか?)がおります。地下にあるキッチンで土地のものを生かした素朴なお料理を振る舞って頂きました。豪華な食卓ではなくても、地域で取れる産物と豊かな心で造るお料理とワインは、何ものにも代え難い美味しさと豊かさを生み出します。 -
美しいシャトー
お城という意味のシャトー。今でも住んでいます。600年以上経つ古い建物ですから不便な事もたくさんありますが、メンテナンスや工夫を凝らして今でも大切に使っている美学は学ぶことが多いです。そうして維持し続ける美しいものは、取り巻く空気感や雰囲気までも美しくなるのですね。だからこそ、美味しいワインを何世紀にも渡り造り続けられているのでしょう。 -
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リーの起源
ワインの名前(AOP)にもなっているミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リーとはセーヴル川とメーヌ川が合流する地点の事。その周辺にワインにとっての最良のブドウが造られる畑が広がっており、シャトー・デュ・コワンはその起源の部分を領地として所有している。この畑で造られるワインはブドウはミュスカデ100%で、シュール・リーという澱と一緒にワインを長く熟成させる醸造方法を言い、それが全てワインの名前になっている。爽やかで飲みごたえのある味わいのワインを生む。