初夏のオススメ-季節に寄り添う-
LA SAISON Early Summer
太陽と風のワイン
France – Switzerland – Austria – Denmark – Japan
季節に寄り添う

イラスト ひろせみらい
立夏
「夏」のイメージ・・・
気持ちの良い五月晴れの季節。「初夏」、お薦めワインのご紹介です。
Aux Bons Crus 銘醸ワイン産地にて 買付責任者 蓮見真太郎

HASUMIWINE
太陽と風のワイン
Mission
Let’s establish “Gourmet Republic” in various parts of Japan!
日本各地に「美食共和国」を設立しよう!
今月の蔵元 Domaine du Pré Semelé ドメーヌ・デュ・プレ・サンムレ |


ロワール サンセール |
Le domaine蔵元紹介 マンブレに本拠。現在、3代目の兄ジュリアンとクレマン氏が取り仕切っている。ジュヴレ・シャンベルタン(ドメーヌ・トラペ)やニュージーランド(Te Mata)でワイン造りを経験し、見聞を広める。サンセールでしか造りだせない、純真でバランスのとれたソーヴィニヨン・ブラン。フィネスを備え、深みと豊潤さを表現したピノ・ノワールを造りだすのが仕事。ドメーヌが所有する畑は80%がキンメリジャン、20%が石灰岩質と粘土質土壌。45の異なる区画を所有。75%がソーヴィニヨン・ブラン、25%がピノ・ノワール。ちなみに、サンセールのキンメリジャンはテール・ブランシュと呼ぶ。シャブリ、シャンパーニュでも見られる。石灰岩土壌はカイヨットと呼ばれる。殺虫剤、科学的な農薬は使用しない。畑の90%は、自然な雑草でおおわれている。20ha、年産10万本。 |
2023年 ヴィンテージ報告 4月の霜の危険が去った後、春は干ばつ状態になった。葡萄は早くから順調に成長し、5月末から6月初旬に開花。6月には記録的な雨量を記録。うどんこ病との格闘に明け暮れた。7月と8月は猛暑となり乾燥した。結果的には6月の多雨が、有益であったかもしれない。9月初旬の小雨のおかげで、葡萄は一息つき、順調に成熟し、9月5日から収穫を開始した。2023年は質・量ともに素晴らしい結果となった。 この年よりAB認証となり、すべての葡萄を手摘みとした。酸化に十分注意し、可能な限り無傷のまま圧搾機まで運ぶ。ジュースには亜硫酸塩や、他の添加物は使用しない。50%を自生酵母で発酵。 畑の30%に、緑肥の種子を植えた。土壌の活力を高めながら、葡萄木に自然な方法で栄養を与えられる。急斜面での土壌侵食を防ぎ、干ばつが発生した場合には、表土の適度な保湿の効果もある。 |
2024年 ヴィンテージ報告 2024年は細心の注意が必要だった。暖冬の影響で芽吹きが非常に早く(3月末)、うどんこ病の被害もかなり早くから始まった。7月末までは雨が多く、激しい雷雨となることもあった。病害との激しい戦いを強いられたが、努力の末最終的には満足のいく結果になった。10月の収穫は非常に素晴らしい天候に恵まれた。品質は良好で、心配された数量もなんとか確保できた。葡萄はフレッシュで美しく、すでに複雑な芳香が感じられる。2023年が豊作だったため、2024年はリリースを遅らせ、最高の品質を引き出すことにした。ラベルのデザインを一新し、より洗練されたイメージとした。2基の木製タンクを新たに導入。35%を収容するようにした。残りは引き続き、ステンレス製のタンクで熟成。 キュヴェの名前に「マンブレ」と付けた。これはナポレオン時代の土地台帳に記載されていた村の名前に敬意を表したものである。 |

サンセール ロゼ キュヴェ・マンブレ ロゼ ’22 6800円 <新規取り扱い>
Sancerre Rosé Cuvée Mainbré
ピノ・ノワール100%。平均樹齢15年。0.5ヘクタール、手摘み、天然酵母。2時間半かけて、優しく果汁を抽出し、過度なタンニンが出ないように注意しながら48時間低温管理。軽く濾過して、2月に瓶詰め。
赤いフルーツの香り。爽やかで心地よい酸が、のどの渇きを癒します。
上品でエレガントな仕上がりが爽やかなサンセールの風を思わせる。アスパラ、川魚、海の幸、バーベキュー。

サンセール ブラン キュヴェ・マンブレ白 ’23 6800円
Sancerre Blanc Cuvée Mainbré
ソーヴィニヨン・ブラン100%。25ha。粘土と石灰岩の土壌。すべての区画(65区画)より、小さい籠で葡萄を収穫。樹齢10年~40年の古木。ファーストプレスした葡萄ジュースのみ使い、2番目のジュースは組合に売る。
5日間ほど10度で低温発酵。2基の木製タンクを新たに導入。35%を収容するようにした。残りは引き続き、ステンレス製のタンクで熟成。
輝きのあるレモン・イエロー。少し銀色がかった色合い、カモミール。スルスルとしたのど越し。後味には、じんわりと温かみを感じる。
きれのある酸、洗練されたミネラルを持つ、典型的なサンセールの良い香味に満たされる。魚貝、ヒラメ、鱸、ホタテ・・・・

サンセール ブランキュヴェ <レ・シャセーニュ畑>白 ’22 7500円
Sancerre Blanc Cuvée Les Chasseigne
ソーヴィニヨン・ブラン100%。樹齢50年の古木。シャセーニュ単一畑。南東向きの畑。1haのみ。
葡萄ジュースは、24時間低温管理し、落ち着かせる。ステンレスとエナメルのタンクで発酵。温度管理しながら10日から15日間。12ヶ月ほどシュール・リーのまま静置。12ヶ月樽熟成。
この畑は「CAILLOTTESカイヨット」と呼ばれる特別な畑。石灰質土壌の小さい丸い小石の表土は30センチしかなく、その下は石灰質の土壌になる。
エレガントで柔らかい酒質。熟すのが早い暖かい土壌のため、まろやかな香味が特徴。
香りは溌剌とした明るい光につつまれた柑橘系の香り。グレープ・フルーツ。後から花の甘い香りが現れる。口当たりは柔らかく、そしてすぐに生き生きとしたミネラルと食欲をそそる酸味がやってくる。
いつまでも残る長い余韻が、野に咲く花の中にいるような心地よく明るい雰囲気をかもしだす。清らかさ、純粋さを表現したキュヴェ。
ツール・ド・フランス
ワインで巡る、美味しいフランス



平均65年樹齢、ムロン・ド・ブルゴーニュ100%。シスト土壌。ステンレス・タンクで1年以上熟成させた。蔵元いわく「繊細さと、キメの細やかさを表現した。」輝きのあるシャンパン・ゴールド。「まさに真珠のような清純」を表現したような美しい繊細なアロマ。エレガントで、果実味が充分。温度が少しあがると、ややバターのようななめらかな旨みがしっかり出てくる。アペリティフからメイン、あるいはデザートに良くあいそう

【シャトー・デュ・コワン】シャルドネI.G.P /VDPデュ・ヴァル・ド・ロワール/キュヴェ・ドロール 2023 白
ロワールの「地」のシャルドネ100%。平均15年樹齢。50hl/ha。区画はミュスカデと同じ、サン・フィアクル(聖なる辻馬車)。シスト土壌が素晴らしい。花の香りと、澄んだミネラル感のワイン。オロール( Aurore・・オーロラの意)は娘さんの名前。48時間かけてゆっくりとプレス。ライト・イエローの明るい色調、アロマティックさがあり、あでやか。

【シャトー・デュ・コワン】ミュスカデ/キュヴェ・プリマエ 2023 白
秋に収穫した葡萄を、その年のうちに瓶詰め。より一層、ミュスカデのフレッシュ感を意識したニュー・スタンダード。収量は50hl/ha。当主のヴェロニクさんと、娘さんのオーロラさん、二人の若々しさとハツラツ感を表現したキュヴェとなった。きれいなストロー・イエロー。味わいにはなかなか厚みがあり、なめらかな酒質の印象。

【シャトー・デュ・コワン】ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ/シュール.・リー<サン・フィアクル> 2021 白
ムロン・ド・ブルゴーニュ100%。平均65年樹齢。50hl/ha。この地区最高の立地との呼び声が高い、サン・フィアクル(聖なる辻馬車)の区画からの特選。ドライでフルーティー。ミネラルのレベルが高く、一般のミュスカデより濃厚。フィネス、エレガンス。口中での余韻がしっかりと持続。川魚、海の魚、えび、カニなどの甲殻類など。新鮮な魚介類に、恐ろしいくらいにマッチ。

【シャトー・デュ・コワン】ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ〈キュヴェ・ゴルジュ〉 2018 白
平均年樹齢60年以上、ムロン・ド・ブルゴーニュの古木より。セーヴル川左岸、ミュスカデで名を馳せるゴルジュ村。火山噴火由来の岩を多く含む土壌。収量は45hL/ha。1つの枝から最大8の芽。通常は6か月から14か月のシュール・リーで瓶詰されるが、コワン家Le Gorgesは45か月もの間シュール・リーを行う。
規定から外れるため、シュール・リーとはラベルには書けない。輝きのある淡いイエローは深みもある。フルーティーで複雑、白い花や果実の香り。しっかりとした味わいでテロワールを表現したミネラル、バランスに優れる丸み。後にバターの様な感じ。偉大なワインの1つであり、完璧なバランス。海の幸、とりわけ帆立、魚介のメイン料理全般、白いお肉と合わせたい。白レバーやリー・ド・ヴォーなど・・・またチーズも素晴らしい。



【シャトー・デュ・コワン】ミュスカデ/セーヴル・エ・メーヌ/シュール・リー/キュヴェ・アニマ・メア 2020 白
ムロン・ド・ブルゴーニュ100%。40hl/ha。アニマ・メアは「私の魂」を意味している。すなわち「テロワール、葡萄、人」。3種類のラベルは、その3つの要素を表している。ここのテロワールは非常に異質で、下層土は火山岩で構成されている。上層土は斑レイ岩と粘土の層が、40cm覆っている。この土の特殊性は、ワインにミネラルと、特徴的なレモンのノートを与える。シュール・リーは8ヶ月。バトナージュなし。繊細さと優雅さ。新鮮なレモン、カリン、ミネラル。口の中でとても素敵な余韻とバランス。3種類のラベルは、ランダムです。
アスパラAspara ×
リースリング
アスパラガスが顔を出すと、生命の復活を想う



ステンレス発酵で4月末までシュール・リー。しっかりとした酸味。香り高いよく熟した林檎やアプリコットのような香り。深みのあるミネラルで、構造がしっかりしている。ボディの厚みを感じるフィニッシュ。白桃。
【ヴィムマー・チェルニー】リースリング<ヴィールフェル>単一畑 2020 白


清涼感溢れる白ワイン!華やかな香りと鮮やかな酸味が調和し、口に広がるフルーティーな味わいは絶品。ヴィールフェルの特別な畑で生まれた逸品。素晴らしいワイン体験をお約束します。極上の白ワインを心ゆくまで楽しんでください!
【ドメーヌ・ヘイワング】リースリング/ドルフ/ヴァン・セック2022 白


平均樹齢30年。光沢のある黄金色。柑橘類の香りがエレガントでフレッシュ。繊細な白い花の香りが可憐なイメージ。細身のミネラルも良い。甘酸っぱさ、なめらかさ、しまった味わい。
牡蠣、魚介、蟹、白身肉山羊のチーズ。
鮎・岩魚Ayu & Iwana ×
ソーヴィニヨン・ブラン


渓流に棲むハンター。味の良さと、生き生きとした強い生命力
シンプルな構成の、ソーヴィニヨン
【ドメーヌ・ド・ラ・レンヌ】トゥーレーヌ/ソーヴィニヨン 2023 白

ソーヴィニヨン・ブラン100%。柑橘類のやや強めの香り。フレッシュさ、爽やかさを楽しめる。
ロワール地方を代表する葡萄といえば、「ソーヴィニヨン・ブラン」です。
北の産地ですので、味わいはだいたいすっきりとした辛口になります。このワインは、シュッとしたやや細めの瓶に入っております。で、味わいもシュッとしたイメージです。川魚にGood!
【ドメーヌ・ド・ラ・レンヌ】トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン/レクスプレッション 2022 白

ソーヴィニヨン・ブラン100%。1ヘクタール。年産4,000本。鮮やかな黄金色。柑橘系のハツラツとした香りは、少し香辛料のような、エキゾチックさがある。新鮮なマンゴーなどのパッションフルーツを感じる香味。前菜、アスパラガス、川魚、牡蠣、甲殻類。山羊のチーズにもよく合う。
【ドメーヌ・ド・ラ・レンヌ】トゥーレーヌ/シュノンソー 2022 白

ソーヴィニヨン・ブラン100%。1ヘクタール。明るく輝く、ハイライトが付いた淡い黄金色。
白い花の香りとグレープ・フルーツの柑橘類の香り。開放的で表現力豊かな、エキゾチックなマンゴー・フルーツのニュアンス。柔らかさとフレッシュさ。
サーモンとホワイトバター。アスパラガス、仔牛、キノコ。
<ロワール> Do.ド・ラ・レンヌ

1900年頃に造られた4ヘクタールの葡萄畑とセラーを、1980年にギィ・レヴェック氏が引き継ぐ。蔵元は、人気の観光ルートの近くに位置。ボーバル動物園の徒歩圏内にあり、ロワール河沿いに様々なお城が点在する。 現在、畑は80ヘクタール。粘土石灰岩質土壌を中心に、鉄分を多く含む砂の土壌。赤ワイン、ロゼワイン、白ワイン、スパークリング、デザートワインなどなど、多彩なワインを生産。近年、最新の収穫用の機械を導入した。朝5時から収穫し、酸素をシャットアウトする、カバー付きのスタンクに葡萄を入れ、蔵まで運ぶ。ワイン生産のプロセスは、基本的に100年前と同じだが最新の機器が、そのプロセスを洗練されたものにしているという。
蛤HAMAGURI ×
ボルドーの白

良縁を招くといわれ、古くから親しまれる
「その手は桑名の焼き蛤」
【ベレナール&ドミニク・デュブレ】シャトー・ヴィニョル/アントル・ドゥ・メール2023白

ソーヴィニヨン・ブラン75、セミヨン17、ミュスカデル8。すがすがしいレモン、青りんご系の香り。苦味は少なく、酸味も丸みがあるように感じる。たいへん魅力的なアロマと抑制のある味わいのバランスが良く、温度があがってもハーブのニュアンスを持ち、茫洋としないで快活。前菜、シーフードに。
【ベレナール&ドミニク・デュブレ】グラーヴ/シャトー・トゥール・ド・カラン/フュ・ド・シェーヌ 2023 白

ソーヴィニヨン・ブラン70、セミヨン30。新樽熟成。少し熟成が入った黄金色。澄みきった輝きのある色調。白桃や洋ナシのような、良く熟した白いフルーツのアロマ。少し炒ったアーモンド、軽いバターのニュアンスも。フレッシュ、まろやか。口中でしっかりとしたあたたかみが続く。あゆ、ハマグリ、アスパラガス・筍。
白身のお肉料理、クリーム系のお料理まで幅広く合う。

Ch.ヴィニョル
細やかで飾らないワイン。心に、ふっと入り込み、共感するはず。余韻は美しく貴品にあふれる。いつも手元に置いておけば、なんにでもあっちゃう。デュブレ兄弟の笑顔が目に浮かぶようだ・・・。
車海老×
まろやかなワイン
成長とともに呼び名を変える「出世魚」
サイマキ→マキエビ→車海老
10月頃20センチを超えると大車と呼ばれる

【スケルスゴー】ユトランド原産地呼称/ホワイト・トップ 2023 白


ソーヴィニヨン・グリ、オリオン、ソラリス。フレッシュで涼し気な酸。後味にメロンやハチミツのニュアンスを感じる。
まろやかなタッチのフルーティーな辛口。時間の経過とともに酒質が柔らかくなり、よりしっかりとしたコクが出てくる。食前酒、岩魚、グリルした魚、タコ、イカ、甲殻類によく合いそう。
【マントラーホーフ】リースリング/クレムスタール DAC<ゼヘトネリン>単一畑 2022 白


9月21日に収穫。22年は健康的な葡萄となった。スチールタンクでの自然発酵、その後シュールリーにて熟成。2023年3月に瓶詰め。細みの純粋なミネラルを持つリースリング。豊富なアロマが持続し、調和のとれた味わい。フィニッシュのほのかな塩味は、ゼヘトネリンの特徴。魚介類、ニシンやサバ、牡蠣との相性も抜群。夏の想いで。
【ドメーヌ・バデール】ミュスカ/プティ・グラン<ゴットロフ>単一畑 2022 白


ミュスカ・プティ・グラン100%。ステンレスにて発酵。6ヶ月シュール・リー熟成。マロラクティック発酵無し。レモングラスやミントなど、強烈なフルーティーさ。
テロワールからくる、少しのスモーキーさ。芳香の複雑さが美しい余韻と塩味を感じさせる。
鰹Katsuo×
プロヴァンス
4月から5月に関東近海に達し、それを初物好きの江戸っ子が、競うように求めたとか。
鉄分の多い身質に、ロゼや軽めの赤ワインもいい。
口の中がごちゃごちゃしないように、今回はハーブやオリーブのニュアンスを持つ、
南仏プロヴァンスのワインを選びました。


コトー・デクサン・プロヴァンス
シャトー・ヴィランChateau Virant
【シャトー・ヴィラン】コトー・デクサン・プロヴァンス/インスピレーション2023 ロゼ
シラー、カベルネ・S、カリニャン、サンソー。上品ですね!このワインは。香りは咲きほこる花のよう。ずっと鼻をグラスにあてて、吸い込んでいたいくらいに美しい香り。エレガント極まりない味わいで、かつ複雑性にも富む。ガストロノミーにも対応する。魚のマリネ、アンチョビ。ホタルイカ。コト-・デクサン・プロヴァンスの極みといった味わい。
【シャトー・ヴィラン】コトー・デクサン・プロヴァンス/インスピレーション2023 白
ロール、ソーヴィニヨン・ブラン。低温発酵。エキゾティックな柑橘系の香り。繊細で、豊かなバランス。なかなかしっかりした味わいで、余韻も十分。アペリティフ、魚貝、カエル、サーモン、フェンネル、シェーブルチーズ。
SANS PASSION PAS DE BONS
情熱なしに、良いワインはできない


生産者はクリスチーヌ・シェラン女史です。素晴らしいオリーブオイルの造り手としても超有名な方です。2012年にシャトー・ヴィランは、フランス国内で最初に無形文化財企業(EPV)に認定されました。そしてクリスチーヌ個人には2016年に、なんとレジオンドヌール勲章が授与されています。
このコトー・デクサン・プロヴァンスでは赤とロゼをほぼ同量生産し、白は6%ほどでしかない。
「私たちはよくブドウの木やオリーブの木を人間に例えます。」 「私たちは若さ、思春期、成人期、そして成熟について話します。」ブドウの木やオリーブの木の実る力は年齢を重ねるごとに衰え、しかし質的にはますます高まっていくと言われています。
このイメージはシャトー・ヴィランのブドウ畑やオリーブの木に当てはまり、シェラン家の物語を誰よりもよく伝えています。若くて元気なパスカルとクリスティーヌは、若い情熱を燃やしています。彼らは誇り高く活発で、日々の努力の成果を上げています。
鴨といえば×
シャンタル・レスキュール


【シャンタル・レスキュール】コート・ド・ボーヌ/ヴィエイユ・ヴィーニュ<ル・クロ・デ・トプ・ビゾ> 2022 赤

3.5ヘクタール。セレクション・マサール。平均樹齢50年。木のニュアンスの樽香の後に赤い果実の香りがふんわり立ち上る、秀逸なワイン。チャーミングです。ミントの香りが少々。舌にやさしい余韻。丸みのある澄んだミネラル。
【シャンタル・レスキュール】ニュイ・サン・ジョルジュ<レ・ダモド>2022 赤

1ヘクタール 。40年樹齢。300メートルの高標高。ヴォーヌ・ロマネ側に位置する畑。青草・イグサ・ハーブの香りが立ち上がる。とても複雑でしっかりとしたテロワールの畑なので熟成を長めにして仕込んでいます。あくまで最後までスムースで、力強くパワフルな印象です。が、しかし、常にフルーティーさと、エレガントさを保つよう表現しています。甘いタンニンも持ち味です。

「テロワールに魔法をかける男」 鴨といえば、シャンタル・レスキュール
フランス・ブルゴーニュ地方、ニュイ・サン・ジョルジュの村に本拠。完全有機栽培、アグリカルチャー・ビオロジックを実践する蔵元。カリテ・フランス認承。1975年、マダム・シャンタル・レスキュールが創設したドメーヌです。除草剤をはじめ、化学物質を一切使わずに畑作業を行っています。健全なブドウを育て、畑には春になるとブドウの木の間にツバメが巣を作りヒナを育てる場面も多々見られます。これは畑において健全な生態系が保たれており、ヒナに与える虫たちも元気に生息している証拠です。「ビオロジーで作業を進めるのは健全な畑でポテンシャルを保ち、次世代に伝えていくのは、我々の義務である」。
仔羊×
シルキータッチ

美味しい肉・・・
食べたい
【ドメーヌ・ロンヴォル】アルザス/ピノ・グリ/ドルフブルグ 2023 白
【ドメーヌ・ロンヴォル】アルザス/リースリングG.C<フロリモン> 2020 白


非常になめらか。おだやかで上質。表記はモワルーだが、どちらかといえば辛口の仕立て。酒体が大きく、力強く、寛大。口中での持続性も秀逸。
ピノ・グリは、アペリティフからデザートまで、様々なシーンで楽しむことができます。ワイン単体で楽しんだり。フォアグラを筆頭に、マス、貝、甲殻、バター、濃厚なオリーブオイル。豚、牛、ジビエ、鶏、キノコ・・・・、グルメな食材に合わせたり。このお料理には赤じゃないの?・・・と思うような時でも、ぜひピノ・グリを!新たな発見と感動があるかも・・・
【クロ・デュ・ジョゲイロン】オー・メドック/AC2019 赤


栽培面積 3.3ha。土壌は砂利質、粘土を含む砂利質。カベルネ・ソーヴィニョン53%、メルロー40%、プティ・ヴェルド7%。収量 35hl/ha。平均樹齢 15年。栽培密度7000本/ha。手摘み。醗酵はステンレス・タンクとセメント・タンクの併用。樽熟成 12ヶ月前後(新樽:25%)。
やや黒みを帯びた紫。すごく華やかな、黒系の果実の芳香をムンムンと放っています。プラムやブラック・ベリー、軽く焼き上げた感じのトースト香。味わいはスパイスやバジルなどのハーブのニュアンス。フレッシュな酸、ほどよいタンニン。非常にジューシーで、余韻にやさしさが表現されている。
【シャトー・ド・ラ・リクイエール】フォジェール/ラ・ファブリック 2021 赤

グルナッシュと、100年樹齢以上のカリニャンが植わる二つの区画。ラベルにあるように、伝統のゴブレ仕立て。
ファブリックはドメーヌ名の起源になる、蔵元で最も古い畑で、代々受け継いできた由緒ある畑。蔵元のアイデンティティーを表現している。非常に良く熟した果実の香り。濃厚さとフレッシュさが混在して溶け込んでいる。非常にスムースでなめらか。上品な甘酸っぱい酸がある。牛肉、ラムなどにおすすめです。
Early Summer Sparkling 初夏のスパークリング

「夏の気」が立つ日、立夏
爽やかな風に吹かれながらの散歩に、そこかしこから花の甘い香り
【シャトー・デュ・コワン】ペルル・フィーヌ・デュ・コワン メソード・トラディショネル・ブリュット NV 白泡


ミュスカデの造り手、Ch.デュ・コワンより、
ヴァン・ムスーのご紹介です。
平均65年樹齢、ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ100%)。シスト土壌。
ステンレス・タンクで18ヶ月以熟成させた。蔵元いわく「繊細さと、キメの細やかさを表現した」。輝きのあるシャンパン・ゴールド。エレガントさ、果実味が充分。「まさに真珠のような清純」を表現したような美しいアロマ。アペリティフからメイン、あるいはデザートに良くあいそう。
【ドメーヌ・ロンヴォル】ミュスカ/ペティアン・ナチュール NV 白泡


メソード・アンセストラル。発酵途中のワインを瓶詰めする手法で、昔ながらの天然の味わいにこだわった。無濾過のため、若干沈殿物があります。マスカット、洋梨などの華やかな香り。優しい泡のタッチ。ほんのりとした甘酸っぱさ。明るく爽やかで、ハッとするようなフルーティーさ。新鮮でシャキシャキと瑞々しい。ルッコラ、フレッシュ・チーズ。
【ドメーヌ・バデール】クレマン・ダルザスNV スパークリング白
アルザス Do.バデール


シャルドネ65%、ピノ・ノワール35%。土壌は深いローム層(黄土)で、ここからとれた葡萄は、華やかな芳香と、しっかりとした構造を持つワインとなる。手で摘み取り、そっとプレスをかける。葡萄ジュースは、一番搾りの果汁しか使わないため、雑味のない味わいに仕上がる。マロラクティック発酵あり。その後ボトル内で、最低でも12ヶ月の熟成をおこなう。洋梨やプラム、フレッシュバターのアロマ。非常に細やかな泡立ち。シャルドネ由来のサクサクとした酸。ピノ・ノワール由来の骨格とジューシーさを併せ持つ、贅沢で高貴なクレマン。
Rosé Wine ! In Early Summer !
今月のお気に入り
新入荷!
【ドメーヌ・デュ・プレ・サンムレ】サンセール・ロゼ キュヴェ・マンブレ 2022 ロゼ 6800円

ピノ・ノワール100%。0.5ヘクタール、手摘み、天然酵母。2時間半かけて、優しく果汁を抽出し、過度なタンニンが出ないように注意しながら48時間低温管理。軽く濾過して、2月に瓶詰め。赤いフルーツの香り。爽やかで心地よい酸が、のどの渇きを癒します。上品でエレガントな仕上がりがサンセール風を思わせる。アスパラ、川魚、海の幸、バーベキュー。
【ドメーヌ・ド・シャンブロウ】ウイユ・ド・ペルドリ/ヌーシャテル州 2022 ロゼ

ピノ・ノワール100%。いくつかの畑から、葡萄を選別。淡い色合いのサーモン・ピンク。非常にフレッシュな香りは、イチジクやマンダリンを彷彿とさせる。繊細でピリリとした酸味が新鮮さを醸し出す。食前酒、魚介、よだれどり、中華。