FEATURE 特徴

  • 地下に広がる石灰岩質土壌のカーヴ

    シャンパーニュを造り出すのに必須である地下カーブ。シャンパーニュ地方は建築石材の産地であった為、中世の時代より石材が採掘され地面の下はアリの巣のようにトンネルだらけ。
    そのトンネルのような場所にワインを保管した事がシャンパーニュが生まれたきっかけの1つにもなったのだから、物が生み出されるきっかけとは不思議。モーリス・ヴェッセルには地下4階まで伸びるカーヴがある。長い長い間の期間、熟成する事ができるカーヴを所有するレコルタン・マニュピュラン(自家ブドウ100%)の生産者もそうそう無い。
  • レオナール・フジタ聖堂

    日本人としてフランスに帰化し、フランスにとっても世界的にも素晴らしい財産となり名を馳せた名画家レオナール・フジタが眠る聖堂。シャンパーニュ地方の中心都市ランスにひっそりと佇む小さな聖堂だが、内部はフジタが描いた壁画が残る。甘美なる泡の出るワインと芸術家は切ってもきれない。
  • 世界遺産 天使の微笑み

    シャンパーニュ地方の中心都市ランスには教会がたくさんあるが、一番有名と言っても良いのは世界遺産にもなっているランスの大聖堂。ジャンヌ・ダルクがフランスをイギリスから奪回した逸話でも有名。そのランスの大聖堂の壁面にひっそりとある彫像が世界遺産。なんとも言えない微笑みが歴代の王たちの欲望や人間の憎悪などを吹き飛ばすかのように、聖なる高貴な、それでいて穏やかな微笑みで包み込む。シャンパーニュの泡のように。。。
  • 教会とフランス王室、そしてシャンパーニュの発展

    シャンパーニュが生み出された歴史には多大なる生産者たちの努力と尽力があってこそ。しかしながら、その発展を支えたのはこの地方が王室と教会の力が強大に影響する場所であったからこそ。泡の出るワインの製法が発見され、発展し、現在におけるまで続く裏には時の権力が集まる場所であったことも無視はできない。ワインの発展発達の裏には、必ずと言って良いほど教会や宗教的な歴史事項が存在する。思いを馳せながら味わって。。